
男おひとりさま道
上野 千鶴子
法研 / 2009-11-01
累計読者数3
平均ハイライト数 27件/人
推定読了時間 約5時間30分
star総合評価 65/100
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この本について
年齢を重ねるほど、「この先ひとりでどう暮らすんだろう」という不安って、じわじわ存在感を増してきますよね。家族との距離感も、介護のことも、誰に相談していいかわからないまま心のどこかにひっかかったままになる。読者の方が保存していた抜粋を見ると、まさにその「家族との関係の難しさ」と「ひとりで生きることへのリアルな不安」が刺さっているように感じました。 『男おひとりさま道』は、そのモヤモヤに“解決策”というよりは“現実を直視するための視点”をくれる本です。たとえば、同居が家族の安心のために機能してしまう現実や、妻に過剰に依存してきた男性が後になって抱える心の穴の話。読んでいて耳が痛い部分もありますが、そのぶん、自分の生活をどう整えていくかを具体的に考えやすくなるんですよね。介護をめぐる「期待」と「負担」が家族の双方にあることを、変に美化せず語ってくれるのもありがたいところです。 そしてもうひとつ大きいのは、「居場所とは、ひとりでいてもさみしくない場所」というあの一文が示す、自立の感覚。ひとりで生きることが孤独死の文脈だけで語られるのではなく、「ひとりで生きてきた延長としてのひとりの最期」がある、という視点は、読後にじんと残ります。 自分の将来像がなんとなく霧がかったままの人、特に「家族がいるから大丈夫」と無意識に思ってきた男性ほど、この本の言葉は静かに効いてくると思います。
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出版社による紹介
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 死別・離別・非婚シングル、老後に生きる道はあるか。在宅ひとり死はこわくない。
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