
孤独を生ききる (光文社文庫)
瀬戸内 寂聴
累計読者数3
平均ハイライト数 10件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 50/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 47%
この本について
人と会っている時は平気なのに、ふと一人になると急に不安になったり、年齢の節目で「これから先どう老いていくんだろう」と考え込んでしまうことってありますよね。誰かに頼りたいわけじゃないけれど、孤独を抱えきれない感じ。自分でも説明しづらいあのモヤモヤに、瀬戸内寂聴さんの言葉は意外な角度から灯りをつけてくれます。 この本が面白いのは、孤独を「弱さ」と切り離して語るところです。寂しさを否定せず、むしろそれを入り口にして自分の内側を丁寧に見つめていく視点が何度も出てきます。愛されることで人は謙虚になるとか、押しつけの親切は相手を縛るだけだとか、年齢を重ねると避けられない不安についても、「誰でも通る」と淡々と書かれていて、変に励まされる感じがないのが救いでした。孤独は自由と同じ側面もある、旅に出たり、読む・書くという自分の時間を取り戻すきっかけにもなる、と言い切る姿勢も心に残ります。 特別な解決策があるわけではないけれど、読んでいるうちに「このままでも生きていけるかもしれない」と少しだけ肩の力が抜けます。自分の生活や人間関係に静かに折り合いをつけたい時、こういう本がそっと効いてくるんだと思います。孤独の扱い方に迷っている人に刺さる一冊です。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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出版社による紹介
人はひとりで生れ、ひとりで死んでゆく。恋人がいても、家族に囲れていても、しょせん孤独。群れていても、若くても、老いても孤独。ほんとうに自分が孤独だと感じたことがない人は、真に人も愛せない。孤独と向かい合い、飼い馴らし、新しい自分と出会える人だけが人生に輝く道を発見する。孤独を生ききるにはどうすればいいか。答えがこの本にある。
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