
上野千鶴子のサバイバル語録 (文春文庫)
上野 千鶴子
文藝春秋 / 2019-04-10
累計読者数4
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約3時間23分
star総合評価 17/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 10%
この本について
仕事でもプライベートでも、「この組織、なんでこんなに変わらないんだろう…」と立ち止まる瞬間ってありますよね。内部からいくら声を上げても届かない感じや、理想論だけでは前に進まない現実に、私もよくモヤモヤします。 この本が刺さるのは、そこに上野千鶴子さんが淡々と言い切る「組織に自浄能力はない」という現実です。冷たく聞こえる言葉だけど、読んでみるとむしろ気が楽になるんです。変わらない相手を力づくでどうにかしようとしなくていい、と視点が切り替わるから。上野さんが東大でのセクハラ対策を動かした時のように、相手の「こだわり」や「弱点」を利用して、現実的な突破口をつくるという発想も、日常の小さな局面に置き換えると意外と応用できます。 それに、この本は組織論の教科書ではなく、上野さんが長い時間をかけて集めた「生き抜くための言葉集」に近いです。強い主張に見えて、その裏にある生活感や観察の積み重ねが、こちら側の迷いを否定しないまま背中を押してくれる。自分の無力感をごまかさずに、それでも次の一歩を探したいとき、ちょうどいい距離感で寄り添ってくれます。 特に、「もう少しうまく立ち回れるようになりたいけど、芯は失くしたくない」という人にはしっかり届くはずです。
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出版社による紹介
著者、初めての語録! 「相手のとどめを刺さず、もてあそびなさい」 「人は、自分の器に応じた理解力しかない」 「立ちはだかる壁は、迂回せよ」 「だれとでもいいから結婚すべきでない」 「『かわいいおばあちゃん』にならなくてもよい」 「女はすでに、がんばっている」 悪戦苦闘の人生から生まれた、140の金言を収録。 「いまを生きる女たちに、生き延びてもらいたい。そして、女であることを愛してもらいたい。人生の終わりに、生きていてよかったな、と思ってもらいたい。そのために、もしかしたら役に立つかもしれないことばを厳選しました」(上野千鶴子)
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