
脳を最高に活かせる人の朝時間
茂木 健一郎
河出書房新社 / 2016-08-08
この本について
朝、起きてはいるけど頭がぼんやりして、手をつけたいことに入れないまま時間だけが過ぎていく日ってありませんか。やる気がないわけじゃないのに、気づけば自己嫌悪に近いモヤモヤが残る。僕も長く同じループにいましたが、この本を読んで、朝の時間そのものを見る角度が少し変わりました。 特に効いたのは、朝の「スイッチ」を意図的に入れるという考え方です。大げさな儀式じゃなくて、今日やることを小さな枠に区切って始めるだけで、脳の集中モードに入りやすくなるという話が妙にしっくりきました。時間にコスト感覚を持つことで、その後の仕事のダラダラが減るのも実感しやすいところです。また、夜にその日の良かったことを三つ思い出すだけで、翌朝のメンタルが安定するというのも、試すと意外なほど効きます。無理に前向きになろうとするんじゃなくて、自分の状態を淡々と観察する感じが好きでした。 もう一つ、個人的に救われたのが「自分探索」の視点でした。自分の中の小さな喜びや興味を拾い直すだけで、脳の動きが変わるという話は、朝の習慣として取り入れやすいし、自己否定が強いときほど効果がある気がします。朝を根性時間にしなくていい、まずは自分を扱いやすい状態に戻す時間でいいんだと思えるだけでだいぶ楽になります。 朝にうまくエンジンがかからない人、気持ちと行動のズレに疲れている人には特に刺さる本だと思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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