
結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方
茂木 健一郎
河出書房新社 / 2019-09-06
この本について
「やらなきゃいけないのは分かってるのに、気づいたら一日が終わってる」。そんな自分にちょっと落ち込む日、ありますよね。僕も同じで、気合いでなんとかしようとしては続かず、逆に疲れる…というサイクルをずっと回していました。でも、この本を読んでみると、そもそも“頑張り続ける”という発想が脳にとって無理筋だったんだと気づかされます。 面白かったのは、脳には「すぐやる脳」と「ぐずぐず脳」が共存していて、そのスイッチは“気合”ではなく“抑制を外せるかどうか”にかかっているという話。たとえば、他人からの締め切りに追われると動けなくなるけれど、自分で決めた制限時間なら逆にやる気が出るとか、「四日目サボっても五日目に戻ればいいじゃん」というベストエフォートの視点とか。気合が足りないんじゃなくて、脳の仕組みに逆らっていただけだったんだなと素直に納得しました。 特に、なんでも「重要だから慎重に…」と考えすぎて動けなくなるタイプには刺さると思います。脳に小さな“無茶ぶり”をすることで行動のハードルを下げたり、仕事を「やらされごと」ではなく自分の課題として内側に位置づけることで、自然と前に進めるようになる感覚。僕自身、完璧にやろうとした日ほど動けなくなり、軽く自分にプレッシャーをかけた日ほどサクッと片付く理由が腑に落ちました。 気合じゃなく“仕組み”で動きたい人。そんな人にはかなりしっくり来る一冊だと思います。
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