
あなたは「言葉」でできている
ひきた よしあき
実業之日本社 / 2014-09-03
この本について
仕事で文章を書いたり、人に説明したりするとき、「なんか伝わりきらないな」と感じる瞬間ってありますよね。言いたいことはあるのに、言葉にした途端に輪郭がぼやける。僕もよくそこでつまずきます。結局、知識よりも“言い回し”ばかり気にしてしまって、自分でも何を伝えたいのか見失うことがあります。 この本は、そんなモヤモヤに少し風を入れてくれる一冊でした。たとえば「言葉のワンラウンドは30秒150字」という考え方。長さの目安があるだけで、話をどこで区切り、どこに重心を置くかがだいぶ掴みやすくなります。また、エピソードを短くまとめて番号を振っておくという方法も、実際にやってみると驚くほど応用しやすいんです。急に持ち時間が変わっても迷わないし、論理の流れの弱い部分も見つけやすい。あとは「子どものお願いごとは具体的」という話。これを読んでから、自分の目標や企画の軸を作るときに、漢字だらけの抽象語を一度ぜんぶ脱ぎ捨てて、子どもの言葉に近いシンプルさを探すようになりました。 結局のところ、言葉って“飾り”ではなく、自分の過去や体験をどう整えて差し出すかなんだな、と気づかされます。未来は過去の積み重ねだ、という一文もそうですが、自分が何を見て、何を感じてきたのかを日々メモしておくことで、言葉の森を歩きやすくなる。その地道さに救われる人は多いと思います。 とくに、話が長くなりがちな人や、自分の考えを整理するのが苦手な人には、静かに効いてくる本です。僕もいまだに迷いながらですが、言葉を短く、具体的に、正直にするだけで、少し前に進める気がしています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要








