
大人らしさって何だろう。
大網理紗
文響社 / 2014-12-05
累計読者数7
平均ハイライト数 14.6件/人
推定読了時間 約2時間49分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 20%
この本について
「ちゃんとした目標を持たなきゃ」「大人としてもう少し落ち着かなきゃ」。そう思いながらも、実際は気持ちと行動がちぐはぐで、年齢だけ重なっていくような感覚ってありますよね。僕もよくその沼に落ちます。でも、この本を読んでみて思ったのは、“大人らしさ”って大きな理想像をつくることじゃなくて、もっと手触りのある小さな積み重ねなんだということでした。 印象的だったのは、「目標なんて探さなくていい」という言葉。やりたいことが見つからない時期って、つい自分を責めがちですが、この本はそこをふっと緩めてくれます。今日ふと思いついたことを“まず一歩やってみる”。その小さな前進を、もう一歩先まで丁寧に続ける。肩に力が入りすぎたときの、ちょうどいい助け舟みたいでした。また、人間関係のところで語られる「自分が遠ざければ相手も遠ざかる」という視点は、ちょっと耳が痛いけれど、明日からの接し方を変えるきっかけになります。苦手な人に一声かけてみるとか、感情と事実を切り離して話すとか、具体的で、無理のない動き方が示されているのがありがたかったです。 全体を通して、この本は“こうあるべき”を押しつけてこないのに、読んだあとに姿勢が少しだけまっすぐになる感覚があります。大人になりきれていない自覚がある人、あるいは「大人らしさ」の正体がずっとぼんやりしていた人に、静かに刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
子どもの頃、「大人」という存在はとても大きく見えました。ところが、いざ自分が大人になってみると、まったく大人になった気がしないものです。そこで本書では、「ビニール傘ではなく、きちんとした傘や折り畳み傘を使う」「贈り物をするときは、もらった人が誰かに話したくなるものを贈る」「旬の野菜や魚がわかる」といった40のエピソードと、120の具体的なアクションや事柄から年齢に見合った「大人らしさ」について述べていきます。
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