
お洒落以前の身だしなみの常識
加藤智一
講談社 / 2013-05-23
この本について
身だしなみって大事なのは分かっているのに、どこから手をつければいいのか分からないまま先延ばしにしてしまうこと、けっこうありますよね。清潔感って「ちゃんとしよう」と思っているだけでは身につかないし、かといって雑誌のような完璧さを目指すと疲れてしまう。僕もずっとそのあいだで迷っていました。 この本が助かったのは、雰囲気ではなく“何をどうすると清潔感が上がるのか”が、行動レベルでわかるところです。たとえばシャンプー前に手を洗うだけで泡立ちや洗浄力が変わることや、ゲンコツで頭皮をほぐすと指より圧がかかって気持ちいいこと。日焼けを避ける理由を「肌が老けるから」なんて抽象じゃなく、シミや乾燥につながる具体的な変化で示してくれるので、面倒なケアにも納得感が出ます。電動歯ブラシとフロスの組み合わせや、乳液をどう塗ると薄膜になるかなど、どれも今日からそのまま試せるレベルの話ばかりです。 清潔感は自己満足ではなく、相手から見えるものだという視点も、個人的に腑に落ちました。鼻まわりのうぶ毛や指先が意外と見られているとか、スマホ操作のときに指先が他人の視界に入るとか、リアルなシーンを前提に書かれているので、変に構えず生活の延長で整えられる感じがします。 「身だしなみを整えたいけど、やることが多すぎて混乱している人」に特に刺さる一冊だと思います。僕みたいに“とりあえずのケア”で止まっていた人ほど、日常の小さな習慣が変わるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
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