
日常を、ここちよく。 シンプルなのに豊かな暮らしの工夫
有川 真由美
PHP研究所 / 2012-11-16
この本について
「なんとなく毎日が散らかっていく感じ」が続くと、気持ちまで重たくなることがあります。やりたいことはあるのに、部屋も頭の中もごちゃごちゃして、気づけば“自分の機嫌”が後回しになっている。僕自身そういう時期が長くて、どこから立て直せばいいのかずっと迷っていました。 この本がよかったのは、暮らしを整えることが精神論ではなく“具体的な行動”として書かれているところです。たとえば「自分のここちよさを最優先していい」という考えは、一見当たり前に見えて、実際はつい人の目や習慣に引っ張られがちです。でも、自分を起点に選び直すだけで、衝動買いが減ったり、疲れが溜まりにくくなったり、生活の軸そのものが変わっていきます。重曹湯のような小さなケアの提案もあって、気負わずに試せるものが多いのも助かりました。 さらに、お金やモノとの向き合い方が“制限”ではなく“余白をつくる工夫”として語られているのも心地よいポイントです。必要なものだけにお金を使うと、結果的に本当に欲しいものが買えるようになるという感覚は、僕も実際に体験しました。部屋に植物を置くことや、ぬるめのお湯にゆっくりつかる時間をつくることなど、小さな工夫が自分のペースを取り戻すきっかけになるのだと思います。 自分の暮らしを立て直したいけれど、何から変えればいいのか分からない人に静かに効く本です。疲れやモヤモヤの正体が、思っているより“日常のつくり方”にあるのかもしれません。
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ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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