
大事なことを一瞬で説明できる本
木暮太一
かんき出版 / 2016-06-20
この本について
仕事の場で「説明が長くなる」「途中で相手の目が死んでいく」「言いたいことにたどり着く前に時間切れになる」みたいなこと、僕もいまだにやらかします。頭の中では整理できているつもりでも、いざ口に出すと途端に霧がかかるんですよね。そんなモヤモヤをどうにかしたくて読み返したのがこの本でした。 刺さったのは、「15秒しかなかったら何を伝える?」と自問する習慣です。これをやると、要点が一気に浮き上がるんですよね。前置きや補足を足す前に、一文で結論を決める。さらに、その一文を相手が聞く姿勢にあるかどうかまで含めて考える。この視点を持つだけで、説明のムダがかなり削れました。そしてもう一つ、相手が「自分ごと」と思える話に変換すること。相手のメリットになる話か、その場で求められている話かを見極めるだけで、伝わり方がまったく違ってきます。 個人的には、相手に誤解なく具体的に伝えるのは義務に近いと思っていて、だからこそ動詞で伝える、あいまいな言葉を使わない、といった細かい意識づけがすごく実用的でした。相手に指示するときの温度感や、メールの文字量の絞り方まで触れてくれるので、仕事の「今日から変えられる部分」に落としやすいのもありがたいところです。 説明でいつも息切れしてしまう人や、「何を伝えるべきか」が途中で揺れてしまう人には、かなり実戦的に効くと思います。僕自身、まだ試行錯誤の途中ですが、説明の前に立ち止まるための軸を一本もらえました。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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