
BRAIN DRIVEN (ブレインドリブン) パフォーマンスが高まる脳の状態とは
青砥瑞人
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2020-09-25
この本について
最近、できないところばかりに目がいって疲れる…とか、新しいことを始めるたびに自信が削られる…そんな感覚を抱えている人は多いと思います。僕も同じで、挑戦するたびに「また無理なんじゃないか」と立ち止まりがちです。でも、この本を読んでみると、その反応は脳の仕組みとして“自然”なんだと少し肩の力が抜けました。 特に刺さったのは、脳はネガティブな情報に注意が向きやすいという前提を理解したうえで、どう意識を調整するかの話です。例えば、うまくいかなかった部分に気を取られたときに、意識的に「できた部分」へ注意をずらす工夫。これは精神論ではなく、脳が学習を続けやすい状態をつくる操作なんだと説明されていて腑に落ちました。また、ストレスもゼロにすべきものではなく、一定のストレスは集中を高めるという視点も、日々の焦りを少し別の角度から見られるようになります。 さらに、挑戦が怖いと感じるときの「予測値が自分を苦しめているかもしれない」という指摘も、自分の癖を言い当てられたようでドキッとしました。メタ認知を通して自分の思考のクセを見直すプロセスは、派手ではないけれど確かに効果があると思います。 自分の思考や感情をうまく扱えず、前に進みたいのにブレーキがかかりやすい人に刺さる一冊です。脳の仕組みから「どうすればもっと続けられるか」を考えたい人には、けっこう現実的に効く内容だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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