ヨムナビ
Z世代の社員マネジメント 深層心理を捉えて心離れを抑止するメソドロジー (日本経済新聞出版)

Z世代の社員マネジメント 深層心理を捉えて心離れを抑止するメソドロジー (日本経済新聞出版)

小栗隆志

日経BP / 2024-09-13

累計読者数5
平均ハイライト数 20.4件/人
推定読了時間 約3時間47分
star総合評価 51/100
bookmarkリファレンス型
check_circle推定完走率 10%

この本について

若手との関わり方で、「何を言えば伝わるんだろう」と立ち止まる瞬間ってありますよね。こちらは急かすつもりはなくても、相手は萎縮してしまったり、逆に期待していた主体性がなかなか出てこなかったり。自分の中の正しさだけでは動かしきれない感じに、私もよくぶつかります。 この本を読んで印象的だったのは、Z世代を“扱いにくい”と決めつけるのではなく、彼らの思考や行動の背景を丁寧に言語化しているところです。例えば、目立つことを避ける傾向があるから情報共有が滞りがちになる、といった具体的な場面がそのまま日常の風景と重なります。また、「辞めさせないこと」が目的ではなく、「組織と個人の両方にとって意味のある行動を促すこと」が大事だという視点は、こちら側の思考の軸を微調整してくれる感覚があります。個人人格と組織人格のチューニングという考え方も、叱る・支えるの線引きを考えるうえで役に立ちました。 目の前の若手にどう関わるかで迷っている人、あるいは“甘やかす”と“厳しくする”のちょうどいい中間が分からない人には、とても静かに効く一冊だと思います。こちらの正義を押しつけずに向き合うための余白をくれる本です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

本書は「新入社員が会社に定着し、軌道に乗って戦力となるまでのプロセス」を研究・分析し、そのソリューションを数多くの企業に提供してきた著者が、若手の離職に頭を悩ませる企業のマネジメント層に、その解決策のヒントを与えるものです。 著者は「新卒の社員は30歳まで会社に居てくれたら、その後も残る可能性が高い」と分析しますが、現在問題となっているのはさらに下の世代の社員の定着であり、その課題は近年、重要度と難易度が急速に高まっています。加えて、「企業経営、さらには事業継続のためにも、若手社員に対する自社の体系的なアプローチ手法の確立が急務」と、著者は語ります。 本書は、新入社員を定着させるマネジメントの専門家である著者が分析した、「旧来の従業員よりも、最近の若手は個人の感情を出しやすくなっている」という傾向も鑑み、心理レベルでの社員の動向・意思決定の検証も交えた解説。具体的には、「どうすれば若手社員が退職という意思決定をしなくなるのか」という視点で、そこに導くためのプロセスを「若手社員の表層の言動」ではなく「深層の心理にアプローチする手法」を用いて、「真の会社定着を実現するための手法」を紹介します。 特に注目すべきは、社員の動向を3つのステージに分け、各々の段階における「離脱要因」や「懸念事項」を分析・検討したうえで、各々の対応策を提示する独自の手法です。これは多数の企業で実践され成果を上げているもので、実例を提示しながらマネジメントの要点を解説します。 部下をマネジメントするリーダーやマネジャー、経営者や人事担当者、また若手の育成を任された中堅社員のメンターとって、示唆に富む一冊です。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要