
組織になじませる力ーーオンボーディングが新卒・中途の離職を防ぐ
尾形 真実哉
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この本について
中途や新卒の受け入れに関わっていると、「ちゃんとサポートしているつもりなのに、なぜかうまくいかない」「そもそも何を整えるのが一番効くのか分からない」というモヤモヤが出てきませんか。相手の経験値もバラバラで、上司や現場の温度差もあって、どこから手をつければいいのか迷う。自分もよくそこで立ち止まっていました。 この本が効いたのは、具体的な“見直すポイント”がはっきり示されていたからです。たとえば、中途採用者こそ教育を厚くする必要があるという視点は、思い込みを裏返される感覚がありましたし、上司を育成上手に育てることが育成の近道になるという研究知見は、現場への働きかけ方を考え直すきっかけになりました。また、中途採用者が抱えやすいリアリティ・ショックやアンラーニングの壁を、周囲がどう支えるかが丁寧に書かれていて、「本人の頑張り」だけに寄せずに制度や場づくりで支える発想が持てます。 もうひとつよかったのは、オンボーディングが“短期イベント”ではなく、数年かけて続く関係づくりだと捉え直せたことです。配属前の周囲への説明、上司との面談、人事との面談、メンターの選び方など、現実的で再現しやすい工夫がたくさんあり、自分の組織に置き換えて考えやすいです。 「中途も新卒も定着させたいけれど、現場の負担感や温度差に悩んでいる」という人には特に刺さると思います。
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