
10着で十分 センス不要で、そこそこおしゃれ
大山 シュン
この本について
服を選ぶたびに「なんかしっくりこない…」とか、「全部そこそこだけど決め手がない」とか、気づけば毎朝のルーティンで小さく詰まってしまう瞬間ってありますよね。僕も同じで、センスがないせいだと思い込んでいた時期が長かったんですが、この本を読んでから、悩みの正体はもっと別のところにあるんだなと少し視界がひらけました。 この本がいいのは、感覚ではなく“経験値”としておしゃれを積み上げていく前提で語ってくれるところです。シャツとパンツの組み合わせをいくつか決めておくとか、ミディアムグレーの方が扱いやすいとか、太ももにゆとりがあって膝下が細いと上品に見えるとか…。どれもそのまま試せるし、明日の服選びがちょっと軽くなる具体性があります。トレンドに流されすぎず、それでも今の空気感は押さえておきたい大人には、過度な“センス頼り”よりずっと現実的でした。 そしてもう一つ大きかったのは、服が変わると自分の印象がほんの少し整って、人との距離の取り方まで変わる感覚があったことです。たぶん本が言う「品」と「自信」って、そういう微差の積み重ねなんでしょうね。無理して華やかに見せるのではなく、日常の自分のまま整えていく感じです。 「おしゃれに苦手意識があるけど、もう年齢的に放置もできない」という人には特に刺さると思います。10着で十分というタイトル通り、無理も背伸びもいらなくて、ただ気持ちよく外に出られる服を揃えたい人にはちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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