
自分で選んでいるつもり―行動科学に学ぶ驚異の心理バイアス
リチャード・ショットン and 上原 裕美子
累計読者数22
平均ハイライト数 20.6件/人
star総合評価 57/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 17%
この本について
気持ちはあるのに行動が続かなかったり、誰かに協力を頼むときに妙に噛み合わなかったり…。自分の意思で決めているつもりなのに、あとで振り返ると「なんであれを選んだんだっけ」と戸惑うこと、けっこうありますよね。僕も仕事の施策づくりで同じところをぐるぐる回ってしまうことがありました。 この本は、そのぐるぐるを力技で解決するのではなく、そもそも“人が動けない理由”を丁寧にほぐしてくれる感じがあります。たとえば、選択肢が多いほど決められなくなるとか、少しだけ自分で手を動かしたものを好きになりやすいとか、気持ちよりも“きっかけ”のほうが行動を左右するとか。どれも一度思い当たると、日常の細かい行動の見え方が変わってきます。 「どう説得するか」ではなく「なぜ今、動けないのか」を起点にするという視点は、僕にとってかなり大きな転換でした。 仕事で人に動いてもらう場面が多い人はもちろん、自分の習慣づくりに行き詰まっている人にも向いていると思います。無理に背中を押すような本ではなく、静かに“環境を変えると行動は変わる”という事実を教えてくれる一冊です。
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