
目標達成する技術
マイケル・ボルダック
フォレスト出版 / 2008-12-26
この本について
やるべきことは分かっているのに、気づけば別のことに逃げていたり、後になって「なんで今日やらなかったんだろう」と自分でもよく分からない罪悪感だけが残る日ってありますよね。行動したい気持ちはあるのに、腰が上がらない。目標を立てても、数日すると熱が冷めてしまう。そのサイクルを繰り返していると、何が原因なのか自分でも分からなくなります。 この本が効いてくるのは、「行動できない理由の正体」をちゃんと扱ってくれるところです。作者は、変われない背景にあるのは根性不足ではなく、痛みと快楽の感じ方のクセだと説明します。だから、自分がどんな解釈をして、どんな価値観に反応しているのかを見直すところから始まる。例えば、嫌な出来事に対して「これは自分に何をくれるだろう」と問い直すことで、同じ出来事でも行動の方向が変わっていく。あるいは、ゴールと価値観がズレていると人は動けないので、「なぜそれを欲しいのか」を自分の言葉で掘り下げるプロセスが重要だと教えてくれます。どれも抽象論ではなく、日常の選択レベルに落とせる実感があります。 特に、変わらなかった未来の痛みと、変われた未来の喜びを丁寧に感じるワークは、先延ばしを繰り返す人には刺さるはずです。行動力というより、行動せざるを得なくなる環境を自分の内側につくる感覚に近い。本気で前に進みたいのに、気持ちと行動がちぐはぐになりがちな人に向いている一冊だと思います。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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