
売れる技術
マイケル・ボルダック
ワン・パブリッシング / 2023-11-28
この本について
営業でもフリーランスでも、誰かに何かを提案する場面って避けられないのに、「どう話せばいいのか分からない」「同じ説明をしているはずなのに、通る日と通らない日がある」みたいなモヤモヤってありますよね。自分もずっとそこで迷っていて、才能とか性格の問題なんだと思い込んでいました。 この本が面白いのは、そこを“根性論”じゃなくて、かなり具体的な行動レベルに落としてくれるところです。例えば、契約を取る人が特別な話術を持っているわけじゃなくて、声のトーンや速さを相手に合わせているだけだという話。確かに思い返すと、言葉そのものよりも「話し方」で印象がまったく変わる瞬間ってありますよね。 さらに、人が買う理由は「痛みを避け、喜びを得るため」という前提に立つと、こちらが情報を押し込むよりも、相手自身に理由を語ってもらう方が強いという説明も腑に落ちました。質問の仕方を少し変えるだけで、会話の流れがまるごと変わる感覚があります。 自分が一番刺さったのは、「より確信を持っている側が相手を動かす」という部分で、これは営業に限らず、上司への提案や友人との相談ごとにもそのまま使える視点でした。自信満々に振る舞う必要はないけれど、少なくとも自分が差し出すものを信じられているかどうかで、相手の反応が変わるのは確かだと思います。 営業という言葉に苦手意識があっても、人とのやり取りをもう少し理解したい人には刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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