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ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

ジム・コリンズ and 山岡 洋一

日経BP / 2010-07-22

累計読者数40
平均ハイライト数 15.7件/人
推定読了時間 約3時間43分
star総合評価 55/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 17%

この本について

仕事でも組織でも、うまくいっている時ほど「なんとなく大丈夫だろう」と思ってしまう瞬間があって、あとから振り返ると判断の軸がズレていた…そんな感覚が僕にはよくあります。成功しているはずなのに、どこか落ち着かない。正しい答えが欲しいのに見つからない。今回の抜粋を見る限り、この本に刺さった方もきっと似たモヤモヤを抱えている気がします。 『衰退の五段階』が効くのは、成功の裏側にある“見えにくい落とし穴”を、具体的な行動レベルで示してくれるところです。サウスウェスト航空の例が象徴的ですが、「後から語られた成功物語」に頼ると、判断を簡単に誤る。だからこそ、何を変え、何を守るのかを自分で問い続ける必要がある。さらに、規律の文化の話は、ルールを増やすことではなく、“責任を引き受けられる人を置くこと”だと教えてくれて、日々の現場の違和感に直結します。 そして個人的に一番刺さるのは、「衰退は怠惰よりも行き過ぎから始まることが多い」という指摘です。頑張り屋ほど落とし穴にはまるという現実は、耳が痛い反面、救いにもなります。自分も組織も、どの段階にいるのかを静かに点検するきっかけになる本です。 特に、成長と拡大の区別に迷っている人、肩書きではなく責任で仕事を語りたい人には深く刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「成功から生まれる傲慢」「規律なき拡大路線」「リスクと問題の否認」「一発逆転策の追及」「屈服と凡庸な企業への転落か消滅」――。 企業は、いつかは衰退する。それは偉大であった企業も例外ではない。本書は、『ビジョナリー・カンパニー』『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』で膨大な調査データから「時代を超える生存の法則」と「良好な企業から偉大な企業への飛躍の法則」を導き出した在野の経営学者、ジェームズ・C・コリンズが、一転して「衰退の法則」に着目、「衰退の5段階」としてまとめた。 取り上げられたのは、前記2冊で言及された60社の大企業のなかから、「衰退の五段階」を歩んだヒューレット・パッカード(HP)、メルク、モトローラ、ラバーメイド、スコット・ペーパー、ゼニスなどの11社。 この11社を現時点で衰退していない同業の比較対象企業と比較し、どこが岐路となったのかを分析した。衰退企業11社を選んだのが2008年の金融危機以前であったため、『ビジョナリー・カンパニー2』で飛躍企業として取り上げられ、経済危機で国有化されたファニーメイ(連邦抵当金庫)は入っていないが、付録に「ファニーメイと2008年の金融危機」として言及されている。 卓越したリーダーによって衰退パターンを逃れたケースもある。ルイス・ガースナーによって再建されたIBMや、ニューコア、ノードストロームのケースが付録として収録されている。
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