
ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則
ジム コリンズ and 山岡 洋一
この本について
仕事でもチームでも、なんとなく「方向よりも人が大事なんじゃないか」と思いつつ、でも実際どう動けばいいのか分からないまま時間だけ過ぎていくことがあります。自分の立場が上がるほど、問い方ひとつ、判断基準ひとつが空気を変えてしまう感じもあって、正解が見えにくいんですよね。 『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』を読むと、そういう迷いに少し輪郭がつきます。この本は「カリスマが会社を引っ張る」というイメージをひっくり返していて、実際に飛躍した企業のリーダーは静かで控えめで、まずは理解しようとする人たちだったという事実が淡々と示されています。質問して、議論して、厳しい現実を直視していくリーダー像は、派手さはないのに妙に腹に落ちるんです。また、戦略の前に「誰とやるか」を決めるという考え方も、現場で悩むほど重みを持って聞こえます。適切な人を適切な席に置くことで、動機付けすら後から自然に整っていくという話は、経験と結びつけて考えやすいはずです。 派手な成功論ではなく、地味な積み重ねのどこに効き目があるのかを確認したい人に向く本です。今のチームをどう動かすか、あるいは自分がどんな働き方をしたいのかを考えているときに、静かに視点をずらしてくれます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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