
OKR(オーケーアール)
クリスティーナ・ウォドキー, 二木 夢子, and 及川卓也
日経BP / 2018-03-16
この本について
仕事でも個人のプロジェクトでも、「やることは山ほどあるのに、いちばん大事なことから外れていく」みたいな感覚にずっと悩んでいました。気づくと横から入ってきた“金のリンゴ”に飛びついてしまって、結局なにを前に進めたかったんだっけ…と立ち止まることが多かったんです。 この本は、そういう脱線ばかりの状態を無理やり鼓舞してくれるタイプではなく、淡々と「どうやったら大事なことに戻れるのか」を具体的な手順で教えてくれます。たとえば、目標を“評価のための指標”ではなく“自分やチームが本当に動き出したくなる方向”として扱う姿勢や、毎週のリズムをつくって小さく軌道修正していくやり方は、そのまま日々の仕事にも置き換えやすいです。パーソナルトレーナーに連絡できずに数週間が過ぎる…みたいな例が出てきますが、あれと同じことを自分も職場で繰り返していたんだと思いました。 もうひとつありがたかったのは、「歴史や思い入れをいったん脇に置いて、今の自分ならどう判断するか」を試せる視点です。インテルの回転ドアの話は極端に見えて、でも実際には小さな場面でも効く考え方で、チームの“思考のクセ”に気づくきっかけになりました。 派手な成功メソッドを探している人より、「大事なことに向かっているはずなのに、気づくと雑事に飲まれる」タイプの人にすごく刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
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