
成長株投資の神
マーク・ミネルヴィニ
この本について
株をやっていると、「結局どこで自信を持てばいいのか分からない」「ポジションサイズが毎回バラバラになる」「勝てるときと勝てないときの差が激しい」みたいなモヤモヤが、ずっとつきまといます。僕自身、相場観とか才能みたいなものを求めて遠回りしてきたタイプですが、この本を読んで、もっと地に足のついた判断の仕方があると気づきました。 刺さったのは、ミネルヴィニが“自分の銘柄が実際に上がったときにだけ積極的になる”と繰り返し語っているところです。雰囲気ではなく、目の前の値動きに合わせてポジションを調整する。そのおかげで、一番うまくいっているときに自然と投資額が最大になるという考え方は、肩の力が抜けました。また、リスク管理の徹底ぶりにも救われます。総資金の1%しかリスクにさらさず、逆指値を機械的に使うから、感情で動かない。こういう具体的な「迷ったときの基準」が一本あるだけで、日々の判断がだいぶ静かになります。 さらに、出来高や業種の強さを手がかりに、強い銘柄のパターンを淡々と探し続ける姿勢も印象的でした。天才的な勘ではなく、毎晩チャートを見て淡々と「使えるセットアップ」を探すだけ。結局のところ、積み上げられる作業を続けられる人が、少額からでも抜け出せるんだと思わされます。 焦って方向感を当てにいくより、まずは「上がっている自分の銘柄」に素直に従いたい人に向く本です。こういう現実的な基準を持っておくと、むしろ自由に動けるようになる気がします。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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