
1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術
DUKE。
東洋経済新報社 / 2016-07-01
この本について
投資を続けていると、「結局どこを見ればいいのか」「数字を追っているつもりでも腹落ちしない」といったモヤモヤが出てきますよね。僕も場中を何度チェックしても判断がブレてしまう時期がありました。でも振り返ると、迷っていた理由は “感覚” に頼りすぎていて、会社の変化や相場のサインを、自分で説明できていなかったからなんですよね。 この本が効くのは、そのあたりの“手触りのなさ”を減らしてくれるところです。中期計画や利益率をどう読むのか、強い銘柄の裏で何が起きているのか、あるいは売り時の判断がなぜ感情とズレるのか。抽象論ではなく、実際のチャートや決算の姿と結びつけて語られているので、数字が「ただの情報」から「判断材料」に変わる感じがあります。特に、成長鈍化の兆しやディストリビューション日の話は、“あの時の違和感ってこれか” と個人的にすごく腑に落ちました。 もう一つ、静かに背中を押してくれるのは、著者自身がルールから外れて失敗した話をちゃんと書いているところです。強がりがないので、読んでいて変に気負わなくて済む。利益を伸ばしきれない人や、損切りが遅れてしまう人ほど、自分の癖と向き合うきっかけになると思います。 数字を追うのが苦手ではないのに、投資判断になると急に迷いがちになる人に刺さる本です。僕と同じく「理解できない会社は避ける」という当たり前の基準を、ようやく自分の中に根付かせてくれました。
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ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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