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60代からの資産「使い切り」法 今ある資産の寿命を伸ばす賢い「取り崩し」の技術 (日本経済新聞出版)

60代からの資産「使い切り」法 今ある資産の寿命を伸ばす賢い「取り崩し」の技術 (日本経済新聞出版)

野尻哲史

日経BP / 2023-08-28

累計読者数6
平均ハイライト数 15.8件/人
推定読了時間 約4時間34分
star総合評価 57/100
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この本について

老後のお金の話って、「結局いくら残せば安心なのか」「取り崩すって言われても減っていくのが怖い」といったモヤモヤがつきまといますよね。僕もずっと同じことで悩んでいて、数字を見ても不安が薄れないタイプです。ただ、この本を読んでみて、悩み方そのものを少し変えられた気がしています。 印象的だったのは、資産を“割って使う”という考え方をちゃんと仕組みにしているところです。例えば、何歳でいくら残したいかを逆算して、65歳時点の必要額を出すという発想。あやふやな「長生きリスク」への恐怖が、具体的な計画に置き換わる感じがありました。また、年金・勤労・資産の3つの収入をどう組み合わせるかを淡々と考えるパートも、自分の生活のどこを調整すればいいかが見えやすかったです。特に「収入は少なくてもいいので長く働けると資産の寿命が延びる」という視点は、リアルで無理がありませんでした。 さらに、取り崩しを“率”で考える定率方式の説明が腑に落ちました。毎年の残高に応じて自然に調整されるので、守りすぎて何も使えない、という状態を避けられます。資産を減らさないことより、どう使って生活を豊かにするかを軸にしてくれるのも、読んでいて肩の力が抜けました。 老後資金の「正解」を探して疲れてしまった人や、数字を見ると不安ばかり先に立つ人には特にしっくり来ると思います。僕もまだ迷っていますが、この本は迷い方を変える手助けになりました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

・2800万円の老後資金で、4000万円分引き出すには? ・「毎月、定額を引き出す」はなぜキケン? ・60代70代は「率」で、80代からは「額」で引き出す ・話題の新NISA、60代からはどう使えばいい? ・インフレになったときは、どう考えればいいのか? …… 現役時代に築いた資産を、どのように運用しどのように使っていけば、リタイア後の生活を長く安心に楽しむことができるか? 本書は、日本ではあまり語られなかった安心な「取り崩し」の技術について、運用会社で投資教育を長年行ってきた著者が解説します。 「年3%で運用し、年4%取り崩す」「60代70代と80代以降では使い方を変える」「いざという時に役立つバッファー資産の考え方」など、今日から取り入れられる具体的なアドバイスも満載です。
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