
超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
山崎元 and 大橋弘祐
この本について
お金のことって、考えすぎると疲れるのに、放っておくのも不安なんですよね。老後はいくら必要なのかとか、NISAとiDeCoは結局どっちがいいのかとか、外貨預金って得なのかとか…。自分もそうで、「ちゃんと向き合わないといけないのに、深掘りするほど迷う」という状態がずっと続いていました。 この本がよかったのは、考える範囲を必要最小限に絞ってくれたところです。たとえば、外貨預金や金を「コイントスとほぼ一緒」と割り切ってしまう視点は、余計な迷いを一気に消してくれました。さらに、NISAもiDeCoも「何を買えばいいか」で悩ませない設計になっていて、世界株のインデックスに淡々と積む理由が腑に落ちます。いちばん背中を押されたのは、年金や税金の制度を“仕組みとして理解できる”こと。3階建ての構造や、控除の働きまで腹落ちすると、無駄な不安がかなり減ります。 もう一つ、この本が優しいのは、お金より仕事の話に触れてくれるところです。働き方も運用と同じで、適度なリスクを取る方が長期的には得やすいとか、90歳まで生きることを前提に「どんな仕事なら続けたいか」を考えるほうが大事だとか、数字の話だけに閉じないのが救いでした。結局、お金も働き方も「人生の選択肢を狭めないための仕組み」に近いんだなと思えます。 自分と同じように、お金のことをずっと考えてしまって疲れているけれど、放置するのも怖い…そんな人に静かに効く一冊だと思います。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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