
55歳から やりたいことを全部やる!時間術 (日経ビジネス人文庫)
臼井由妃
日経BP 日本経済新聞出版 / 2023-06-05
この本について
最近、年齢を重ねるほど「このままでいいのかな」とぼんやり考えてしまうことが増えました。仕事もそこそこ慣れてきたはずなのに、心のどこかで“後半戦の使い方”がわからない。やりたいことはある気がするけれど、忙しさに流されて棚卸しもしないまま時間だけが過ぎていく。そんなモヤモヤを抱えたまま、僕もずっと走っていました。 この本が刺さったのは、「効率よりも時間の質」という視点を示してくれたところです。やみくもに頑張るのではなく、自分がどんな景色を見たいのか一度立ち止まって確認する。そのうえで、やること・やめること・大事にすることをはっきりさせる。こういう“落ち着いた再設計”みたいなプロセスが、目先のテクニックよりずっと効くんだと実感しました。また、週の前半でやるべきことを片づけて後半に余白をつくる働き方や、早朝の時間を自分のために使う発想など、すぐに試せる工夫が多いのも救いでした。 そして何より、「自分が主役の人生に切り替える」というメッセージが、決して派手ではないのにじわじわ効いてきます。誰かに評価されるためではなく、自分の心が喜ぶ方向に在庫時間を振り向ける。その当たり前を、忘れずに思い出させてくれる本でした。 今の働き方や時間の使い方に“うっすら不安”がある人にとっては、かなり刺さると思います。僕も読んでから、習慣や予定を一度疑ってみる時間を意識的につくるようになりました。人生の後半をどう歩くかを、自分の手に取り戻したいときにちょうどいい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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