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敗者のゲーム[原著第8版] (日本経済新聞出版)
チャールズ・エリス, 鹿毛雄二, and 鹿毛房子
日経BP / 2022-01-07
この本について
相場が動くたびに「今は買うべき? 逃げるべき?」と心がザワつくこと、ありますよね。僕も長く投資を続けているつもりでも、暴落の局面ではいつも同じ迷いに戻ってしまいます。結局、自分の判断が正しいのか確かめたくて情報を追いまくり、逆に不安が大きくなる……そんなループに入ってしまうことが何度もありました。 『敗者のゲーム』が効くのは、この“感情に振り回される自分”を前提にして話をしてくれるところです。市場のプロと違って、僕らはミスで自滅しやすい。だからこそ、勝とうとするゲームから降りて、ミスしにくい土俵に立つことが大事だと繰り返し教えてくれます。「ベスト35日間を逃したら20年分のリターンを失う」という話も、自分の“焦りグセ”を冷静に見直すきっかけになりました。暴落期に手放したくなる衝動も、仕組みとして誰にでも起きるものだと理解できるだけで心が軽くなります。 結局、この本が言っているのは、派手な勝ち方ではなく「自分が決めた方針を守り抜く環境づくり」なんですよね。インデックス投資を勧めているのも、楽して儲かるからではなく、人間の弱さと相性がいいから。インフレという“静かな敵”の存在も含めて、長期の目的に立ち返る重要性が腑に落ちます。 相場に疲れたとき、自分の判断に自信が持てないとき、「投資で迷うのは自分だけじゃない」と思いたい人に特に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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