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センスの哲学 (文春e-book)

センスの哲学 (文春e-book)

千葉 雅也

文藝春秋 / 2024-04-05

累計読者数194
平均ハイライト数 22.9件/人
推定読了時間 約2時間52分
star総合評価 70/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 32%

この本について

仕事でも日常でも、よく「なんか違う気がする」「これで合ってるのか判断できない」と立ち止まることがあります。考えすぎると動けないし、かといって直観だけに寄せると不安になる。その揺れの中で、自分の感覚をどう扱えばいいのかずっと迷ってきました。 『センスの哲学』は、そのモヤモヤを無理に片づけようとせず、むしろ「わからなさ」や「予測できない感じ」をどう遊べるか、という視点をそっと差し出してくれます。パッと理解できない瞬間こそ、体がリズムを感じはじめる入口になるとか、うまく説明できない小さな違和感を言葉にしてみることで、自分のセンスが少しずつ輪郭を持つとか、読んでいるうちに、判断の正しさよりも“余白とのつきあい方”が気になってきます。完璧な再現を目指すのではなく、偶然に出くわしたときにどう回収するか。その柔らかさが意外と実務にも効いてきます。 きれいな答えより、自分だけが感じたズレを手放したくない人には刺さると思います。自分の感覚を信じたいけれど、どう扱えばいいかわからないときに、静かに背中を押してくれる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

あなたのセンスが良くなる本! 哲学三部作のラストを飾る一冊がついに誕生 服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。 何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか? 音楽、絵画、小説、映画……芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして、芸術入門の書。 フォーマリスト的に形を捉え、そのリズムを楽しむために。 哲学・思想と小説・美術の両輪で活躍する著者による哲学三部作(『勉強の哲学』『現代思想入門』)の最終作、満を持していよいよ誕生! —————— さて、実は、この本は「センスが良くなる本」です。 と言うと、そんなバカな、「お前にセンスがわかるのか」と非難が飛んでくるんじゃないかと思うんですが……ひとまず、そう言ってみましょう。 「センスが良くなる」というのは、まあ、ハッタリだと思ってください。この本によって、皆さんが期待されている意味で「センスが良くなる」かどうかは、わかりません。ただ、ものを見るときの「ある感覚」が伝わってほしいと希望しています(「はじめに」より)。 ——————
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