
お父さんが教える 13歳からの金融入門 (日本経済新聞出版)
デヴィッド・ビアンキ and 関美和
この本について
お金の勉強って、始めようと思っても「株とか債券とか、言葉の時点でつまずく…」みたいな感覚がつきまといませんか。勉強しないと不安だけど、専門書を開くほどの気力もない。自分もずっとそんな状態で、必要な知識だけさらっと頭に入る本がないか探していました。 この本を読んでまず救われたのは、「収入の範囲で生活する」という当たり前すぎる一文が、思った以上に生活の軸を整えてくれたことです。投資の話が並ぶなかで、結局ここが土台なんだと腑に落ちると、日々の支出の判断がちょっとラクになります。それから、株と債券の関係や、利回りの考え方など、ニュースで見かける単語が生活レベルの例えで整理されていく感じがあって、読みながら「そういう意味だったのか」と何度も立ち止まりました。配当を再投資し続けると長期でどう効いてくるのか、という視点も、数字が苦手でもイメージできるように書かれています。 クレジットカードの仕組みや、借越、信用情報の話など、投資以前の“やらかしそうなポイント”にも触れてくれるので、気づくと家計全体のリスク管理ができている感覚が残ります。子ども向けという体裁ですが、大人になって「今さら聞けない」を抱えている人ほど救われるタイプの本です。 こんな人に刺さると思います。金融リテラシーを底上げしたいけれど、専門書にはついていける気がしない人。今のモヤモヤをちょっとずつ言語化しながら、生活と投資の距離を縮めたい人にちょうどいい1冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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