
問題解決 ― あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術
高田貴久 and 岩澤智之
この本について
仕事で行き詰まったときって、「とりあえず動いたほうがいい」と思って、目についた対策から手を出してしまうことが多いですよね。僕もよくやります。でも後になって、「そもそも何の問題を解こうとしてたんだっけ…」とわからなくなる。この本を読んで、同じところで迷っている人はけっこういるんだと少し安心しました。 読んでいて特に刺さったのは、「まずスコープを決める」という考え方でした。問題の範囲を曖昧にしたまま WHY を掘ると、原因が雪だるま式に増えて検討不能になる。だから最初に WHERE をしっかり絞り込む。僕はこれを怠って、思いつきの対策ばかり増やしていたんだなと痛感しました。原因を掘るときも、「なぜ」を深く広く考える姿勢が大事で、思い込みで理由を決めつけないようにするだけでも、行き詰まりがかなり減ります。 もう一つは、「表面的な問題を裏返してそのまま対策にしない」という話です。売上が落ちているから売上を伸ばす対策を考える、みたいなあの流れ。よくやってしまうんですが、これだと根本には触れられないままなので、代案も思いつかなくなる。本当に困っているのはどこなのか、何が原因なのかを丁寧に見にいくことで、ようやく選択肢が増えていく感覚がありました。 目の前の課題に振り回されがちで、「頑張っているのに成果につながらない」と感じている人にはかなり刺さると思います。僕と同じように HOW から入って迷子になりやすいタイプには、特に効きます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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