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リバース・イノベーション

リバース・イノベーション

ビジャイ ゴビンダラジャン, クリス トリンブル, and 渡部 典子

CEメディアハウス / 2014-11-27

累計読者数18
平均ハイライト数 27.6件/人
推定読了時間 約3時間20分
star総合評価 67/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%

この本について

新興国のニュースを見ていて、「なんであの国はあんなスピードで進むんだろう」とか、「自分たちの前提って、もう古いのかもしれない」と感じることがありませんか。僕自身、仕事で海外市場を考えるたびに、先進国の経験をそのまま当てはめようとしてうまくいかず、モヤモヤする時間が長く続きました。 『リバース・イノベーション』は、その行き詰まりに対して、視点の置き場所をそっとずらしてくれる本でした。印象的だったのは、途上国ではインフラが未整備だからこそ、最先端に一気に飛べる余地があるという話です。富裕国のように古いシステムと互換性を保つ必要がないから、太陽光発電や小型医療機器のような“次の当たり前”が先に普及してしまう。これは、「イノベーションは富裕国で生まれ、途上国へ流れていく」という思い込みを静かに壊してくれます。 もう一つ大きかったのは、「忘れることから始める」という指摘でした。国内市場で積み上げた成功体験を前提にすると、途上国の“一ドルを十人でどう使うか”という発想にたどり着けない。性能を少し落としてでも価格を大きく削るというニーズは、机上では理解していても、実際のものづくりになるとすぐ抜け落ちてしまう部分です。そこを認めたうえで、別の設計そのものを考える必要がある、と背中を押されました。 新興国を「キャッチアップ組」と見るのではなく、「未来を先に試す場所」として捉えたい人には、とても静かに効く本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

グローバル企業ではなく新興国の企業が、製品だけでなくビジネスモデルのイノベーションも起こし、それを先進国へと広げていく。これが「リバース・イノベーション2.0」だ。 華為技術、小米、メディアテック、テンセント……。なぜ中国で起こり、そこから日本は何を学べるか。 一橋大学イノベーション研究センター・米倉誠一郎教授推薦。
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