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日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る―なぜ、日本企業の防虫蚊帳がケニアでトップシェアをとれたのか?

日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る―なぜ、日本企業の防虫蚊帳がケニアでトップシェアをとれたのか?

浅枝 敏行

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boltライト読書型
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この本について

仕事で新しい市場に挑むとき、何を手がかりに進めればいいのか分からなくなる瞬間がけっこうあります。仮説を立てても自信が持てないし、そもそも自社の強みをどう現地に合わせればいいのか…と悩むあの感じ。本書を読んでいて、まさにその迷いと同じ地点から一歩ずつ道を切り開いていく姿が描かれていて、妙に胸が軽くなりました。 印象に残ったのは、まず「利益が出ない支援は続かない」という冷静な視点でした。理想や善意ではなく、現地のパートナーも住民もちゃんと得をする仕組みをつくる。これは事業を海外に広げたいときだけでなく、自分の仕事でも同じで、相手も自分も持続可能であることが前提なんだと改めて考えさせられます。 さらに、仮説の立て方と使い分けがやけにリアルでした。ゼロから市場を理解するためのインタビューと、ある程度の仮説を持って検証するインタビューはまったく別物で、その両方をやらないと前に進めない。仮説が外れることを恐れるより、外れた時に受け入れられる度量が問われるという言葉は、日々の企画仕事にもそのまま刺さります。 そして、自社にないものは外から持ってくる。そのためにスウェーデンのデザイン部隊まで巻き込む判断力と、前例に縛られない姿勢。これも、周囲の目より成果を優先したい人には勇気をくれるはずです。 海外事業に興味がある人だけでなく、「手探りのまま仕事を進めている感覚を抱えている人」に quietly 効く一冊だと思います。

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