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ストラテジック・イノベーション 戦略的イノベーターに捧げる10の提言

ストラテジック・イノベーション 戦略的イノベーターに捧げる10の提言

Vijai Govindarajan、Chris Trimble、酒井泰介、三谷宏治

翔泳社 / 2013-08-05

累計読者数6
平均ハイライト数 14件/人
推定読了時間 約6時間10分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%

この本について

新規事業に少しでも関わると、「何が正解なのか分からないまま前に進まなきゃいけない時間」が必ず来ますよね。アイデアはあるのに、既存事業との摩擦や社内調整で足が止まる。自分の判断が正しいのかも分からないまま、毎日じわっと不安が積み上がっていく感じ、よく分かります。 この本は、そういう曖昧な現場感をそのまま言語化してくれるところが強いです。特に、既存事業(コアコ)と新規事業(ニューコ)の距離感の作り方を「理想論」ではなく、衝突や抵抗が起きる具体的な場面として描いてくれるので、自分の経験と照らし合わせやすい。新規事業が成果の兆しを見せ始めてからの方が組織の抵抗が強まる、という指摘は、まさに現場でよく起きるあの空気ですよね。また、アイデアより“実行の設計”に重きを置く視点が徹底していて、どこに不確実性が潜み、どこに社内資産を借りられる余地があるかを見つけやすくなります。 個人的には、「既存のDNAをそのままコピーするのが一番まずい」という話が一番効きました。新規事業は独立させればいいわけでも、完全分離すればいいわけでもない。中途半端な常識の持ち込みが、いちばん動きを鈍らせる。その現実を正面から扱ってくれる点が、この本の価値だと思います。 今の事業の延長では見通しが立たず、それでも前に進まなきゃいけない人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「過去の成功」から脱出し、成功し続けるための10のルール 『リバース・イノベーション』のゴビンダラジャン教授の原点、「過去の成功」から脱出し、「戦略的イノベーション」で成功し続けるための10のルール 本書の中心となる課題は、「しっかりとできあがった組織で画期的なアイデアによって画期的な成長を実現するにはどうすればよいか」である。 事業が成熟するにしたがって、成長がますます難しくなる。どんなビジネスモデルであれ、成長の余力はやがて失われる。成長が衰えれば株価は低迷し、CEOは職を失う。社内の空気もよどみ、社員のキャリアも停滞する。組織自体も伸び悩み、競争力も衰える。ではどうすればよいのか?自社の内部に成長の芽を求めるのは骨も折れるし、組織が年をとり、市場が飽和するにつれて、既存市場で成長するには既存他社を食うほかはなくなり、金に飽かせてシェアを獲得するのは非常に難しい。したがって新しいビジネスモデルを探る「戦略的イノベーション」が最も魅力的な選択肢となる。 本書では、ベストプラクティスを抽出するために、コーニング、ユニリーバ、シスコシステムズ、ニューコアなどイノベーティブな企業に綿密な聞き取りをし、サン・マイクロシステムズ、3M、ウォルマート、サウスウエスト航空、インテル、ディズニー、オラクル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&G、コダック、マイクロソフトなどの研究も参照した。 偉大な戦略と偉大な実施とではどちらが大切か?——イノベーションについては、実施のほうが重要だ。どんなによく練られた事業計画も、かなりの推測が織り交ぜられている。問題はアイデアではなく、それをどう実施するか、なのだ。本書では単なる事業計画(創造性中心)を爆発的な成長へと導く10のルールを明らかにする。
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