
健康の結論
堀江 貴文 and 予防医療普及協会
KADOKAWA / 2018-08-09
この本について
最近、なんとなく「ずっと緊張してる気がする」とか「しんどいのに誰にも言えないまま溜め込んでしまう」とか、そんな状態が続いている人って多いと思います。僕自身も、忙しさをごまかしながら進んでいるうちに、睡眠が浅くなったり、感情が置き去りになったりして、気づいたら心身のバランスが崩れていた時期がありました。 この本が面白いのは、メンタルや健康を「気合い」ではなく、ちゃんと身体の仕組みから説明してくれるところです。例えば、眠れない日が続くと脳がずっと危険信号を出し続けて、血糖値まで乱れてしまうこと。言葉にすると当たり前に見えるけれど、こういう背景を知るだけで、無理に踏ん張るより「今日はちゃんと寝よう」と自然に思えるようになります。それから、感情を押し込めるほどストレスが蓄積するという話も刺さりました。正しい意見にムカついたら、ムカつくと言っていい。大人なら黙っていろ、みたいな空気に縛られすぎていた自分に気づきました。 もうひとつ、この本が丁寧なのは「誰かを支える側」のしんどさにも触れているところです。真面目な人ほど、悩みを打ち明けられると全部引き受けようとしてしまう。でも、それは結局どちらも潰れてしまう可能性がある。ワンオペではなく、関われる範囲を言葉にして、複数で支える。それを知っているだけで、人との距離の取り方が少しラクになります。 身近な不調や人間関係の悩みが「何が原因で、どこから緩めればいいのか」を知りたい人に向いている本です。自分の感覚にモヤモヤしている時ほど、落ち着いて読み返したくなる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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