
世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術
新井直之
文響社 / 2017-11-17
この本について
仕事の予定が山積みになると、「とりあえず目の前の打ち合わせをこなしているだけだな…」みたいな感覚になることがあります。ノートも手帳も開いてはいるのに、結局どこに向かっているのか曖昧なまま終わってしまう。僕自身、ずっとこのループに悩んでいました。 この本が効いたのは、派手なテクニックではなく、行動の“質”を上げるための視点がとても地に足がついていたところです。たとえば、打ち合わせ前にたった3行、「ゴール」「次のアクション」「締め切り」を書くだけで、話を聞く姿勢がガラッと変わる。あとから振り返る時間もほとんどいらなくなる。さらに、手帳のカレンダーに“将来につながる行動をしたかどうか”の○×をつけるという習慣も、思った以上に効きました。忙しさに流されていると気づく瞬間が増えて、少しずつ未来のための行動に時間を割けるようになったんです。 そして地味にありがたいのが、「ノートは手書きで、文字量は少ないほうがいい」という考え方。完璧に記録しようとするほど頭が混乱して、結局なにを決めたかったのか見失いがちですが、要点だけを拾う前提でいれば、そもそも打ち合わせの入り方が変わるんですよね。 目の前の仕事に振り回されがちだけど、長期的に積み上がる動きを少しでも増やしたい人には、けっこう刺さると思います。僕と同じように、「将来のために動きたいのに、日常に飲まれてしまう」タイプの人にやさしい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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