
推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術
三宅香帆
累計読者数46
平均ハイライト数 24.7件/人
star総合評価 66/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 24%
この本について
推しのことを語ろうとすると、なぜか「やばい」で終わってしまう。あるいは、他人の感想を先に見てしまって、自分の言葉がどこか借り物っぽくなる。僕もずっとこのモヤモヤを抱えていて、「好きって、こんなに言語化が難しいんだっけ…?」とよく立ち止まっていました。 この本が面白いのは、語彙力よりも「細分化」と「自分の最初の感情」を大事にしよう、という現実的な視点なんですよね。よかった場面を一度ちゃんと思い出して、どこがどう心に触れたのかをほぐしていく。そのプロセスの中で、自分の好みや価値観まで輪郭がくっきりしていくのが不思議で、個人的にはここが一番刺さりました。また、他人の感想を見ないでまず自分の感情をメモする、というシンプルだけど難しい習慣も、やってみると驚くほど言葉が変わるんですよ。 そして、好きの理由を「保存しておく」という発想も優しいです。いつか熱が落ち着いてしまっても、その時の自分を思い出せるように言葉で残しておく。推し語りが、自分の人生の理解につながるという感覚が腑に落ちました。 自分の好きにちゃんと向き合いたい人、借り物じゃない言葉で推しを語りたい人には、静かに効く一冊だと思います。
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