
「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫)
佐藤 勝彦
PHP研究所 / 2000-04-01
累計読者数38
平均ハイライト数 9.7件/人
推定読了時間 約3時間7分
star総合評価 58/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 42%
この本について
量子論の本を読むときって、「結局、電子はどこにいるの?」「観測って何をしていることなの?」みたいなモヤモヤがまず立ち上がると思うんです。自分もそこが理解できなくて、動画を見ても概念がふわっとしたまま…という状態が長く続いていました。 この本は、そういう「一歩目のつまずき」をほどく視点がいくつもあって、読みながら何度か目の前が少しだけクリアになる瞬間がありました。たとえば、電子の位置が“確率で決まる”という発想を「推定の不確かさ」ではなく「そもそも確率そのもので決まる仕組み」として描いてくれるところ。自分の中の誤解がはっきり剥がれる感じがありました。また、ボーアの原子模型の“欠陥ごと説明してくれる”のもありがたくて、量子論が最初から完成形じゃなかったことがすんなり腑に落ちます。変な安心感があります。さらに、観測者と自然を分けないという一元的な考え方も、難しい話なのに生活の中の感覚と地続きで理解できるように書かれているのが良かったです。 「理屈を丸暗記するんじゃなくて、なぜそう考えるようになったのかを知りたい人」にはとても合う本だと思います。物理が苦手でも、理解の輪郭が一段濃くなるような読後感があります。
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出版社による紹介
素粒子のしくみから宇宙創生までを解明する鍵となる物理法則「量子論」。本書ではそのポイントを平易な文章と図解を駆使して徹底解説。
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