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NHK「100分de名著」ブックス アインシュタイン 相対性理論

NHK「100分de名著」ブックス アインシュタイン 相対性理論

佐藤 勝彦

NHK出版 / 2014-03-22

累計読者数14
平均ハイライト数 7.6件/人
推定読了時間 約2時間14分
star総合評価 49/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 30%

この本について

仕事や日常の中で、「自分の見えている世界って本当に正しいんだろうか」とモヤッとすることがありませんか。相手のペースに振り回されたり、状況の捉え方が人によってまったく違ったりすると、自分の基準が揺らいでしまうあの感覚です。そんなときに相対性理論の話を読むと、物理の本なのに妙に心が落ち着く瞬間があります。絶対的な視点なんてそもそも存在しない、という考え方に触れるからだと思います。 この本が面白いのは、難しそうな理論をただ説明してくれるだけではなく、「私たちは常に相対的な視点からしか世界を見られない」という当たり前を、物理の具体例を通して実感させてくれるところです。たとえば、動くものの時間が遅れるとか、重いものの周りでは時空が曲がるとか、一見荒唐無稽に見える話が、GPSの仕組みや日常の運動の見え方にしれっと結びついてくる。このあたりが、読者が抜粋したくなる理由なんだろうなと思います。自分の感覚が揺れるのは当たり前で、むしろ「どこを基準に見るか」をその都度選んでいるだけなんだ、とふっと腑に落ちる瞬間があります。 もう一つ個人的に刺さったのは、アインシュタインですら当時の常識に縛られたというくだりです。どれだけ賢くても、思い込みから逃れられない。だからこそ、自分の考え方が固まってしまう瞬間があっても不思議じゃないし、そこから抜け出すための手がかりとして本を読む価値があると感じました。 自分の見えている世界の「当たり前」に少しでも違和感がある人に、静かに効いてくる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

時間は、絶対ではない 20世紀における物理学の最大革命の一つである「相対性理論」。しかし、その有名な論文の内容を正確に知る人は少ない。アインシュタインが得意とした「思考実験」を軸に、高度な数式を使わずして本理論を紹介する。書き下ろしの新たな特別章〈相対性理論が切り拓いた「現代宇宙論」〉を所収。 [目次] はじめに 誰にでもわかる「相対性理論」の世界へ 第1章 光の謎を解き明かせ! 第2章 時間と空間は縮む 第3章 驚きのエネルギー革命 第4章 ゆがんだ宇宙 重力の正体とは? ブックス特別章 相対性理論が切り拓いた「現代宇宙論」
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