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[図解]相対性理論と量子論

[図解]相対性理論と量子論

佐藤 勝彦

PHP研究所 / 2006-05-24

累計読者数4
平均ハイライト数 4.3件/人
推定読了時間 約6時間54分
star総合評価 48/100
boltライト読書型
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この本について

何かを一生懸命考えているときほど、「そもそも自分が見ている世界は本当に“そう”なっているのか?」という不安がじわっと出てきませんか。相手の意図を読み違えたり、同じ状況を違う角度から見るとまったく別の解釈が生まれたり。日常のズレに振り回されると、世界そのものの成り立ちまで気になってくることがあります。 この本は、そんな感覚に不思議と寄り添ってくれました。たとえば相対性理論では「相手の時間が遅れて見えるのは、ただ相手の過去を見ているだけ」という説明が出てきます。視点が変われば“時間”すら変わるという事実は、僕たちが普段やっている誤解や行き違いにもどこか似ています。また量子論の「自然はあるがままには観察できない」「見る側と見られる側はセットで成り立つ」という考え方は、人間関係にも仕事にもそのまま置き換えられる感覚がありました。見ようとした瞬間に対象が変わるなら、世界はもっと揺らいでいて当たり前なんだ、と少し肩の力が抜けます。 さらに、真空を「何もない空間」と捉えず、粒子が生まれては消える“ゆらぎ”として描くくだりは、とにかく世界の見え方を柔らかくしてくれます。ゼロと有が行ったり来たりするなら、私たちの迷いや停滞もただの停止ではなく、小さな動きの連続なのかもしれません。 物事を一方向から見るしかないと感じている人、あるいは“世界の前提”をもう一度ほぐしてみたい人には、とても静かに効く一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

相対性理論と量子論は20世紀の科学を動かした2大理論。前者は時間と空間、光の速度について考え、宇宙の姿を解き明かす。一方、後者は原子や電子などミクロの世界を扱い、半導体部品やナノテクノロジーといった科学技術とも関係する。だが、両者の相性は悪く、アインシュタインは終生量子論に納得しなかったという。とはいえ、この宇宙全体の理論から微粒子の世界を扱う理論まで、さまざまな科学者が関わり、英知を闘わせたドラマがある。そこで、本書では、シャーロック・ホームズやモリアティ教授を登場させ、ストーリー仕立てで物理の2大理論を紹介した。また、内容の解説部分もQ&A方式でわかりやすくまとめ、数式を極力使わず、図やイラストで理解しやすいように工夫した。子どもから大人まで、2つの理論を1冊で楽しみながら概略をつかんでいただきたい。物理の入門書としてだけでなく、読み物としてもおすすめである。 【PHP研究所】
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