ヨムナビ
世界一わかりやすい量子力学 (ハヤカワ文庫NF)

世界一わかりやすい量子力学 (ハヤカワ文庫NF)

アントン ツァイリンガー, 田沢 恭子, and 大栗 博司

早川書房 / 2025-05-22

累計読者数7
平均ハイライト数 28.3件/人
推定読了時間 約5時間49分
star総合評価 56/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事で量子コンピューターの話題が出るたびに、「結局どれが正しい理解なんだろう」とか「ニュースを追っても全体像がつかめないまま終わる」というモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。専門書を開けば抽象的な話ばかりで、かといって入門書だと肝心なところがふわっとしている。そんな隙間にずっと迷っていたんです。 この本がよかったのは、量子の世界にある“割り切れなさ”を、変に整えずそのまま見せてくれたところです。たとえば技術的アプローチがいくつも並行して進む理由が、単なる業界事情ではなく、重ね合わせやもつれといった共通の根っこにある、と丁寧に説明されているのが大きかったです。また、アインシュタインが嫌ったランダム性が、むしろ現代の量子技術を支える前提になるという話も、ニュースで聞きかじった知識がようやくつながる感覚がありました。光が粒子であり波でもある、という昔から聞き飽きた言い回しも、実験の背景と一緒に読むと「そういうことだったのか」と腑に落ちます。 理系の専門知識がなくても読めるのに、読み終わると“世界の見え方が一段変わる”タイプの本です。概念を知るより、その裏で何が議論されてきたのかを知りたい人に刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

光は粒子か波か? 光速を超える通信は可能か? 史上初めて量子テレポーテーションの実験に成功し、2022年にノーベル物理学賞を受賞した著者が、難解で複雑な量子の世界を物語形式でやさしく解説。量子力学の基礎から、量子暗号・量子通信といった未来の技術応用まで明かす。『量子テレポーテーションのゆくえ』改題。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要