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光の量子コンピューター(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)

光の量子コンピューター(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)

古澤明

累計読者数5
平均ハイライト数 5.6件/人
推定読了時間 約3時間50分
star総合評価 39/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 24%

この本について

量子コンピューターの話題って、聞いた瞬間に「結局どういう仕組みで速くなるの?」とか「そもそも現実味あるのか?」みたいな疑問だけが増えて、理解が前に進まないことが多いですよね。自分もずっとそんな感じで、ニュースを見ても“すごいらしい”以上のところに踏み込めずにいました。 この本は、そのモヤモヤをほぐしてくれる数少ない一冊でした。たとえば、位置と運動量が同時に決められない世界でどう情報を扱うのか、なぜ量子ビットは壊れやすいのか、そういう“土台の部分”を無理なくイメージできるように説明してくれます。さらに、光を使う方式がなぜ強いのかも具体的で、室温で安定して動くことや、光パルスが飛びながら計算を続けられる仕組みなど、実装レベルの納得感があります。読み進めるうちに「ただ速いらしい」から「こういう理由で速くなるのか」へ視点が変わっていきました。 特に、量子もつれやノー・クローニング定理をどう実際の通信や計算に使うのかが丁寧で、原理がそのまま技術になる感覚がつかめます。机上の理屈ではなく、今どの方式が現実的で、どこに壁があるのかがわかるので、研究の最前線にも余計な神秘性がなくなる感じです。 仕組みを“理解したいけど難解な説明はしんどい”という人にはかなり刺さると思います。自分と同じように、量子の話を聞くと置いていかれた気持ちになるタイプほど、一歩深く踏み込めるきっかけになる本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

スパコンをはるかに凌ぐ低消費電力と高速計算を両立させる量子コンピューターの実現に向けて、現在、さまざまな方式が模索されている。世界中で競争が激化する中、圧倒的な勢いを見せるのが、光を使った日本発・世界初の量子コンピューターだ。革新的な光量子コンピューター実現への秒読みは始まっている。光を使った独自の方式により、量子コンピューター開発の先陣に立つ著者が、その仕組みと理論を徹底解説。
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