
スタートアップ投資のセオリー――米国のベンチャー・キャピタリストは何を見ているのか
中村 幸一郎 and カウフマン・フェローズ・プログラム(協力)
ダイヤモンド社 / 2022-06-07
この本について
スタートアップやVCの話って、概念だけ追っていると「結局どこを見ればいいのか」がぼんやりしたままになりがちです。数字をどれくらい細かく見るべきか、どこからが“本質”なのか、自分もずっとつかみきれずにいました。 この本は、そのモヤモヤに具体的な輪郭をつけてくれました。たとえば、LTVを「粗利益×生存期間」で捉え直す視点や、アーリーアダプターと一般ユーザーで解約率がまったく違うという当たり前の事実にきちんと向き合う姿勢。さらに、米国VCが日本をどう位置づけているかというリアルな話も腑に落ちました。「日本でスケールを求めているわけではない」という冷静な評価も含めて、思っていた構図と違ったところが多いです。 読んでいて一番刺さったのは、VC側の“実務”がここまで積み上げ型だという点でした。スタートアップから選ばれるには、専門性やネットワークといった経験値が問われるし、ボードメンバーとしての働きぶちは業界内で筒抜け。華やかさよりも、地に足のついた積み上げの話が多いので、逆に現場の景色がよく見えてきます。 創業・投資・事業開発のどれかに関わっていて、「表面の言葉ではなく、どんな“現実”が裏で動いているのか知りたい」という人に刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
ベンチャーキャピタルの実務
グロービス・キャピタル・パートナーズ and 福島 智史

VCの教科書―VCとうまく付き合いたい起業家たちへ
スコット・クポール and 庭田 よう子

スタートアップ投資ガイドブック
小川周哉, 竹内信紀, 荒井悦久, 彈塚寛之, 松村英弥, 吉田昌平, 金澤久太, and 取出遼

ベンチャー・キャピタリスト 世界を動かす最強の「キングメーカー」たち (NewsPicksパブリッシング)
後藤直義, フィル・ウィックハム, and SOZO VENTURES

攻めのファイナンス スタートアップCFO入門
竹居邦彦
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要