
スタートアップ投資ガイドブック
小川周哉, 竹内信紀, 荒井悦久, 彈塚寛之, 松村英弥, 吉田昌平, 金澤久太, and 取出遼
日経BP / 2019-07-05
この本について
スタートアップ投資って、用語も仕組みもやたら複雑で、調べても「プレとポストってどっちがどっちだっけ…」みたいな混乱がずっと残りがちです。しかも、投資家やVCがどう判断しているかは外から見えにくくて、結局「この条件って自分にとって良いのか悪いのか」が判断しづらいまま話が進んでしまうこともあります。僕も最初は同じようにモヤモヤしていました。 この本は、そのあたりの“霧”を実務ベースで晴らしてくれる感じがあります。たとえば、preとpostが実際の株数や希薄化にどう跳ねるのかを数字で追えるようになると、資金調達の相談でも変に構えずに会話ができるようになります。また、海外VCが「1億のバリュエーション」と言ったときに、それがpostを指すケースがあるという話は、知らないまま進めると普通に誤解を生むポイントなので、個人的にかなり助かりました。さらに、M&Aやロックアップの話まで一度に整理されているので、出口戦略のリアルな幅も掴めます。 投資や資本政策の“言葉の裏側”を自分の頭でちゃんと理解したい人には特に刺さると思います。専門書ほど硬くないのに、現場で実際にどう扱われているかをここまで具体的に拾ってくれる本は貴重で、僕自身、読み終えてからようやく腹落ちした概念がいくつもありました。こういう基礎の理解があるだけで、スタートアップとの会話や投資判断のストレスがかなり減ります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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