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量子コンピュータが本当にわかる! ― 第一線開発者がやさしく明かすしくみと可能性

量子コンピュータが本当にわかる! ― 第一線開発者がやさしく明かすしくみと可能性

武田 俊太郎

翔泳社 / 2019-07-10

累計読者数15
平均ハイライト数 16.9件/人
推定読了時間 約3時間43分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
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この本について

量子コンピュータってニュースではよく見るのに、「実際なにがどう新しいのか?」を考えだすと急に霧が出てくるような感覚があります。僕もずっとそんな状態で、結局“すごいらしい”以上の理解に進めずにいました。でも仕事で技術の限界に向き合う場面が増えるほど、今の延長線では届かない仕組みをちゃんと知りたい気持ちが強くなって、この本を手に取りました。 読んで一番助かったのは、量子コンピュータを「魔法の黒箱」ではなく、今のコンピュータに“量子という物理”が足された装置として描いてくれるところです。たとえば、重ね合わせや干渉をただの比喩ではなく、波のズレが10万分の1ミリで効いてしまうような“具体的な現象”として説明してくれるので、仕組みが腹落ちしました。また、量子コンピュータが“何でも爆速になる技術ではない”と丁寧に線を引きつつ、それでも既存の延長では突破できない問題にどう道が開くのかがリアルに語られています。そして研究者視点で、ブームの裏で誤情報が増えた理由や、実用には百万〜1億量子ビットが必要といった現実的な距離感まで書かれていて、期待と冷静さのバランスがちょうどいい本でした。 技術に興味があるけど、過剰な期待やキャッチコピーではなく“本当のところ”を知りたい人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

量子コンピュータの仕組みがイラストでわかる 量子コンピュータはこれまでのコンピュータでは解くことができなかった問題を解くことができる可能性を秘めており、実用化に向けて期待が高まっています。 一方で、量子コンピューターが計算する仕組みは、これまでのコンピュータとは大きく異なり、その理解には量子力学の基本的な考え方が不可欠なため一般の人には敷居が高いと考えられていました。また、ニュースなどでは量子コンピュータの正しい姿が伝えられていない部分もあります。 本書では、量子コンピュータが注目された経緯から説明し、量子コンピュータを理解する基礎となる量子ビット、量子ゲート、量子回路、量子アルゴリズムなどを、イラストを使用しながらわかりやすく解説をしていきます。また、各方式の量子コンピュータの仕組みを解説し、情報に流されないしっかりとした知識が身に付く構成になっています。量子コンピュータの仕組みがわからず開発のイメージがわかない方や、最先端の技術を一早く追いかけていきたい方、これから量子コンピュータの勉強をはじめようとしている方にオススメの1冊です。 【本書のポイント】 ・量子コンピュータによる計算の仕組み、利点、扱う方法などがわかる ・ニュースの情報に流されないための知識が身に付く ・図解を多数交えているため、初心者にもわかりやすい 「量子ビット」を使うと、なぜ「超並列計算」ができる? 莫大な計算結果の重ね合わせ状態から、答えを1つに確定できるのはなぜ? まったく新しいしくみによって、現在のスーパーコンピュータをはるかに凌ぐ力を発揮する量子コンピュータ。研究の最先端にいる著者が従来のコンピュータの仕組みと対比させながらその基礎と実現にむけた試みを平易に解説。 シリーズをもっと見る
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