
地頭が劇的に良くなるスタンフォード式超ノート術
柏野 尊徳
SBクリエイティブ / 2021-03-19
この本について
仕事のことを書き出そうとして、手が止まったまま時間だけが過ぎるときがあります。頭の中では色々考えているつもりなのに、いざ整理しようとすると何が事実で何が自分の思い込みなのかごちゃ混ぜになって、結局「今日はもういいか…」で終わってしまうあの感じです。僕もずっとこれで悩んでいて、行動に移すまでの距離がやたら遠いままでした。 この本が効いたのは、「まず手を動かすための仕組み」が明確だったことです。SDTFマトリクスで発言と行動という事実を左側に、考えと感情という意見を右側に分けるだけで、頭の中の曖昧なかたまりが急に輪郭を持ち始めます。さらに、◯△?!マトリクスやCrazy8sみたいな“とにかく書く”系のワークが用意されているので、考え込んで動けない状態から、まず一歩目をつくる練習になるんですよね。どれも難しくなくて、書いているうちに勝手に視点が変わっていく感覚があります。 個人的にいちばん助かったのは、「これはプロトタイプだから失敗して当たり前」という前提で書くことが推奨されている点でした。完璧に考え抜いてからノートを開くのではなく、未編集のまま放り込んでいい。その気楽さがあるだけで、仕事のボトルネック探しも、アイデアの整理もだいぶ取り組みやすくなります。 迷いながらでも前に進みたい人、特に「頭ではわかってるのに言語化が追いつかない」と感じているタイプにはかなりしっくりくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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