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ビジネススクール意思決定入門

ビジネススクール意思決定入門

内田 和成

日経BP / 2022-08-19

累計読者数11
平均ハイライト数 20.2件/人
推定読了時間 約3時間49分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

仕事で判断を迫られたとき、「もう少し情報が揃えば決められるのに」と足が止まってしまうこと、けっこうありませんか。僕もよくやってしまって、気づけば締切ギリギリ。後から振り返ると「結局あの時点で分かっていた情報で決めるしかなかったよな…」と苦笑いすることばかりです。 『ビジネススクール意思決定入門』は、まさにそのモヤモヤに向き合う本でした。読者が抜粋している部分からも伝わるように、「情報が足りない状態でどう決めるか」を徹底的に扱っています。たとえば、すべての情報を揃えようとするのはレース後に馬券を買おうとするようなものだ、という例えは、自分の癖をそのまま指摘されたようでドキッとします。また、TDRのケースでは、顧客・従業員・株主・世論…と、状況が揺れる中で何を重視するかを整理していくプロセスが描かれていて、「正解はないけれど、考える順番はある」という感覚が残ります。 僕がとくに救われたのは、意思決定を“きれいにまとめる技術”ではなく、“前提が変わる不確実な環境でどう判断するか”として捉えている点でした。期待値の発想や、顧客を細かく分けて見る視点は、日々の小さな選択にも応用できます。「全部を理解できなくても、今の材料で進む理由をつくる」という態度を持てるようになります。 自分の判断にいつも迷いが残る人、特に「情報不足が怖くて決められないタイプ」にはかなり刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

リーダーの最重要スキルは「決めること」。 「質の高い決断」の基本を1冊に。 思考力をフル稼働させる基本メソッド集。 本書の内容は、早稲田大学ビジネススクールにおける私の講義「経営者の意思決定」をもとにしています。ケーススタディ形式のディスカッション、判断に必要な数値化の演習、人間のクセや限界を知るための行動経済学についての実験など、受講生とのやり取りを再現して意思決定のポイントを学んでいただく形式です。その講義では、ビジネスの意思決定に欠かせない、以下のような手法や考え方を幅広く取り上げました。 ・意思決定論 ・ディシジョンツリー ・経済性分析 ・ゲーム理論 ・行動経済学 ・行動心理学 ・リアルオプション ・シナリオプランニング ・リーダーシップ ・リスクマネジメント 意思決定の質を高めるためには、こうした理論や考え方を総動員することが欠かせません。これほど広範囲にわたって意思決定の基本的メソッドを教えている授業はビジネススクールでも珍しいと思います。もちろん個々の専門書を読んで勉強することはできますが、まずは何を学んでおくことが重要なのかを知らないといけません。そこで本書は、ビジネスリーダーの意思決定に必要なメソッドを「広く」「わかりやすく」紹介していきます。こんな理論がある、こんな手法がある、こんなところに気を付けないといけないということを知っていれば、必ず役に立つはずです。(「はじめに」より)
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