
Web3コンテンツ革命 個人と企業の経済ルールが変わる
高橋 卓巳
日経BP / 2022-09-26
累計読者数3
平均ハイライト数 7件/人
推定読了時間 約2時間44分
star総合評価 53/100
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この本について
Web3まわりの話って、技術用語ばかりで「結局なにが変わるのか」がつかみにくいですよね。企業の取り組みを調べても、途中で頓挫した事例ばかり目に入ってきて、ますます判断がぶれるというか…。僕も同じで、仕事にどうつながるのか見えずにしばらく放置していました。 この本は、そのモヤモヤを一段階ほぐしてくれる感覚がありました。たとえば、Microsoftのプライベートチェーン撤退の話が示すように、企業が何につまずきやすいのかが歴史の流れで理解できますし、EGGRYPTOのように「ユーザー側の壁をどう下げるか」を実際のプロダクトで語ってくれるので、机上の理屈ではなく現場の感覚で読めます。さらに、NFTゲームを“稼げるか否か”の二項対立で語らず、面白さとインセンティブ設計がどう共存し得るかを丁寧に考えている点も、現実的でいい。ブロックチェーンの本質を「プログラムどおりに動くインフラ」として扱う姿勢も、余計な神秘化がなくて助かりました。 Web3を追うべきか判断できずに足踏みしている人、あるいは自社サービスに取り入れられる具体的なポイントだけを知りたい人に刺さると思います。抽象的な未来予測よりも、技術がどんな制約を解いて、ユーザー体験にどんな余白を生むのか。その現実的な視点がほしいときに手元に置いておきたい一冊でした。
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出版社による紹介
第3のネット「Web3」の本質とは、実はこういうことだった! インターネットが、いよいよ”第3形態”へと進化する。人類があらゆる情報へアプローチできるようになった「Web1.0」、世界へリアルタイムに発信可能なSNSという強力武器を人類が手に入れた「Web2.0」。そして、これから私たちが直面する「Web3」では、全てのデータに対して一人ひとりがオーナーシップを持ち、その権利を自在に行使できる世界がやってくる。 全人類がクリエーター化するコンテンツ革命が起こるのだ。個人が独創性を発揮しやすい環境が整うことから、多くの人がコンテンツを思う存分つくるようになる。そしてそれを目にしてクリエーティビティーを刺激された別の人が誘発されて2次創作を手掛ける、といった無限のコンテンツ量産のループが生まれるのだ。21年に世界中を席巻したNFTバブルは、まさにWeb3の先駆けのような事例だった。柔軟なコンテンツ流通によって生まれる自由な経済圏は、人々の暮らしのルールを変え、企業活動のルールも変えていくことになる。 本著は、ビットコインなどの暗号資産に使われているブロックチェーン技術が、金融だけでなくコンテンツ流通のありようを根底から揺るがす可能性をいち早く見抜いた著者による初の書き下ろし単著だ。独自開発のNFTゲームを国内最大級に育て上げ、著名クリエーターらから高い支持を集めるNFT開発プラットフォームを開発する過程で、精力的に世界中のWeb3関係者との交流する中で目撃した事実を踏まえ、本著ではWeb3の本質をえぐり出す。ビジネスパーソンがWeb3時代をサバイバルするためのヒントや、10年後のコンテンツ作業の未来予想図もひもとく、Web3本の決定版だ。
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