
インサイドセールス 訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド
茂野 明彦
翔泳社 / 2020-12-09
この本について
営業まわりの話をしていると、「結局テレアポと何が違うのか」「量と質のどちらを求めるべきなのか」「優秀な人を採用したいのに、面接で何を見ればいいのか」みたいなモヤモヤをよく聞きます。インサイドセールスは仕組み化の仕事だと言われつつ、実際は感情面の消耗や、キャリアの不安も大きいんですよね。数字を追いながら自分を保つの、簡単じゃないです。 この本が良かったのは、こうした“現場のしんどさ”をちゃんと扱いながら、インサイドセールスをどう強くするかを現実的に書いてくれているところです。例えば、量に振り切るフェーズと質に転換するフェーズの線引き、他責傾向を面接でどう見抜くか、ストック型として顧客との関係をどう積み上げるか。どれも抽象論ではなく、日々の行動にそのまま置き換えられる内容でした。個人的には「CRMに虚偽の履歴を入れたくなる環境はどこで生まれるのか」を正面から扱っている点に救われました。現場なら誰でも思い当たることだと思います。 インサイドセールスを“電話する部隊”としてではなく、会社の代表として顧客体験をつくるチームに変えたい人にはとても刺さる本です。自分の立場や役割に少し自信をなくしていたとき、何を整えればいいのかが言語化されて、変に背伸びせずに前に進めました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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