
PDCAプロフェッショナル―トヨタの現場×マッキンゼーの企画=最強の実践力
稲田 将人
この本について
仕事で「結局いつも場当たりだな…」とか、「戦略を立てても現場で崩れるんだよな…」みたいなモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。やる気がないわけじゃないのに、読みの甘さや準備不足が後から露呈してしまう感じ。そういうときに限って、PDCAを廻せと言われても、そもそも何が読み違いだったのかすら言語化できないんですよね。 この本は、その「読みの浅さ」や「Cが機能しない理由」を、精神論ではなく具体的な動きとして示してくれます。まず、Pを言語化し切れていないからCができない、という指摘は耳が痛いけれど実感がありました。現場の一次情報を集めて、因果を見える形にしておく作法が整っていないと、そもそも検証のしようがない。もう一つ、当初の読みが外れるのは前提で、外れたことを認めて修正する力こそが実践力だと語るところも腑に落ちました。戦略だけ磨いても走り切る力がなければ価値にならない、というのは、トヨタの話と合わせてかなりリアルです。 全体として、この本は「実践で得た経験をどうメタ化して次に活かすか」という視点に一貫していて、座学がどこに効くのかもすごく現実的に示してくれます。僕自身、やるべきことが散らかりやすいタイプなのですが、読み違いを減らすための段取りや、先を読む力の鍛え方が具体的だったので、翌週の会議設計からすぐに試せました。 特に「戦略は実践力のある人にだけ効く」という言葉が刺さる人には、かなりしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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