
ザ・ファシリテーター
森 時彦
ダイヤモンド社 / 2004-11-11
累計読者数17
平均ハイライト数 14.2件/人
推定読了時間 約5時間22分
star総合評価 60/100
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この本について
仕事の場で議論を回そうとすると、なぜか空気が固まってしまったり、同じ話をぐるぐる回してしまったりしませんか。自分が悪いわけじゃないと頭ではわかっていても、「もっと建設的に場を動かせたらな…」と帰り道で落ち込む、あの感じです。僕もずっとそこでもがいていました。 『ザ・ファシリテーター』が役に立ったのは、正しい“技”を覚えるというより、場づくりの視点そのものを少しずつ変えてくれたことでした。例えば、質問のポケットを増やすという発想。場が詰まっているときほど、具体的なイメージを引き出す問いが効くんだと気づかされます。また、SWOTやフォース・フィールド・アナリシスの「作る過程が大事」という視点も大きかったです。完成図を当てるのではなく、一緒に書き出すことで、参加者の納得の土台ができていく。これは実際の会議でかなり効きました。 さらに、意見を否定せずにそっと横に置く「PA」や、質問の段階を細かく調整して緊張をほぐす進め方など、使ってみると場の温度が確かに変わる技が多いんですよね。派手さはありませんが、こういう積み重ねが議論の質を底上げしてくれるんだと思います。 普段、会議やプロジェクトの進行で「なんかうまく運ばないな」と感じている人には、静かに刺さる本です。僕自身、読みながら何度も自分の現場が頭に浮かびました。
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出版社による紹介
ストーリーを楽しみながら、人と組織を動かし、自分が変わるファシリテーションのスキルとマインドが身につく。主人公は、黒澤涼子という30代後半の女性。彼女が、畑違いの製品開発センター長に抜擢される。専門知識面でも、年齢でも自分を上回る男性の部下を率い、組織を変えることができるのか......。
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