
オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理 WEB+DB PRESS plus
ソシオメディア株式会社, 上野 学, and 藤井 幸多
累計読者数42
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star総合評価 71/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 21%
この本について
UIを作っていると、「結局タスク中心で固まってしまう…」「ユーザーに合わせるって言うけど、何をどう合わせればいいのか全然見えない」というモヤモヤがずっとつきまといます。要件も業務フローも複雑で、理想のUI像なんて最初から描ける気がしない。自分もそこにずっと悩んでいました。 この本が助けてくれたのは、作り手の思考を「タスク」から「オブジェクト」へ少しだけずらしてくれたことです。ユーザーは行動しながら考える、だからタスクは後からしか定義できない。そう言われると、事前に完璧な手順を設計しようとする無理が腑に落ちます。また、自販機の例のように「名詞→動詞」で操作を組み立てると、ユーザーの自由度が自然と増える。業務システムがモードだらけになる理由も、タスク中心の前提そのものにあると気づかされます。 読み終わったあとに残るのは「ユーザーに合わせるために作り込む」より、「ユーザーが合わせられるように抽象度を保つ」という視点の反転でした。全部を最適化しようとしなくていい。ただ、ユーザーが認識しているオブジェクトとそのアクションを丁寧に並べる。するとUIの骨格が静かに立ち上がってくる感覚があります。 業務システムや複雑なプロダクトのUI設計で迷っている人ほど、落ち着いて効いてくる本です。
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